犬の膀胱がん

犬の悪性膀胱腫瘍の最も一般的な種類は移行上皮癌(TCC)です。

通常、膀胱の移行上皮癌は「膀胱三角」と呼ばれる(尿管が膀胱に開口する付近)に位置して、発生します。この部分にある腫瘍は手術切除不能です。時に腫瘍は膀胱の上部に発生する 可能性もあります。これらの腫瘍は簡単に切除できます。

通常、犬の膀胱癌は末期段階で診断されるので、むしろ予後不良です。診断された時点で癌はもうリンパ節、骨盤、腰椎などの他の場所に転移してしまいます。

腫瘍の大きさと位置や、他の場所に拡がっているかどうかなどの要因に応じて、犬の余命は診断されてから数週間から1年以上までの範囲です。

治療しないまま放置すると、膀胱癌は3-6ヶ月以内に尿路閉塞(排尿することなどできない)などの合併症を引き起こします。

犬の膀胱がんの症状

  • 血尿;
  • 痛みを伴う排尿や排尿困難;
  • 尿失禁;
  • 少尿量、頻尿;
  • 再発性尿路感染症。
以上の症状は尿路感染症膀胱結石 など他の疾患に似ています。その結果、誤診断の可能性があり、膀胱癌が正しく診断されるまでは数ヶ月もかかるかもしれません。したがって愛犬に上記の症状のいずれかが出たら、 正しい診断のためより詳しいテストを行ってください。

犬の膀胱がんの原因

犬の膀胱がんの正確な原因は不明です。ただし一部の獣医師は、毒素が要因の一つではないかと考えています。犬の体内に入った毒素は処理された後、一部が尿を介して排出されます。これらの毒素や尿中に排出された発ガン性化学物質は、膀胱と尿道の壁の細胞に影響し、癌細胞になる可能性があります。

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犬の膀胱癌危険因子

環境中の化学物質

殺虫剤などの環境化学物質は犬に膀胱癌の発症因子の一つと考えられます。

遺伝

下記の犬種が膀胱癌を発生しやすいようです、例えば:
  • スコティッシュテリア;
  • エアデール·テリア;
  • ウエストハイランドホワイトテリア;
  • シェットランドシープドッグ;
  • ビーグル犬。

性別

German Shepherd

雌犬は、オスより膀胱癌にかかりやすいのです。膀胱癌が小さい雌犬(体重10キロ以下)により一般的に見られます。

雌犬が膀胱癌を発症しやすい一つの理由として、雌犬は雄犬より頻繁に排尿しないので、尿中の発癌物質にさらされる可能性が高くなります。

もう一つの理由は、雌犬は比較的体脂肪が多いのです。残念なことに、がんの原因となる化学物質が脂肪に集まって保存されるのです。

また、理由は不明ですが、去勢犬は非去勢犬よりも膀胱癌の発症リスクが高まります。

肥満

特にスコティッシュテリアの中で、肥満は膀胱腫瘍の発生に関連付けられています。

犬の膀胱癌の診断と治療

診断は、次の通りです:
  • 尿の細胞診検査;
  • 完全な血液細胞数;
  • 腹部X線および/または超音波検査。
上記したように、膀胱癌が診断された場合、通常すでにリンパ節などの体の他の部位に転移しているので、治癒できることがめったにありません。多くの場合、治療は一時的に癌を制御し、 痛みや部分的な尿路閉塞によって引き起こる不快感を緩和するだけです。

犬の膀胱癌に対する従来の治療には、次のいずれかの組み合わせた治療を使用します。

化学療法

ほとんどの膀胱腫瘍治療は、シスプラチン、カルボプラチン、アドリアマイシン、ミトキサントロンなどの昔ながらの化学療法薬の使用です。これらの薬剤は膀胱腫瘍を制御する効果が あります。

新しい化学療法薬、「ピロキシカム」と呼ばれる非ステロイド性抗炎症薬があります。この薬は移行上皮癌を制御する効果があり、また腫瘍に伴う炎症を抑えることもできます。

化学療法を使用するによって、犬は6ヶ月以上の寛解を期待できます。

手術

手術は膀胱の上部にある小さな腫瘍に対してのみ可能です。残念なことに、前述したように、多くの移行上皮癌は膀胱三角に位置するので、手術が不可能です。

放射線

放射線は、腫瘍の成長の局所制御に使用できます。しかし、放射線は線維症、膀胱炎症、排尿困難などの合併症を引き起こす可能性があります。

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