犬の脳腫瘍

犬にとって脳の腫瘍は最も一般的な腫瘍です。

脳の腫瘍は脳から発生した原発性脳腫瘍か、がん細胞が体の別の部分から脳に広がる転移性脳腫瘍の二つ種類があります。

犬の脳腫瘍の最も一般的なタイプは、脳と脊髄を取り囲む髄膜に発生する腫瘍であり、「髄膜腫」と呼ばれています。

他の一般的な原発性脳腫瘍は、未分化肉腫、神経膠腫、下垂体腫瘍などです。

犬の脳腫瘍の症状

脳が影響を受けた部位によって、腫瘍を持つ犬はさまざまな徴候や症状を示します。しかし、最も一般的な症状の一つは 痙攣です。

いくつかの他の症状は、次のとおりです:
  • 不安定歩行、階段を登る・起伏のある地面の上を歩くのが困難;
  • 突然の劇的な行動の変化(例えば、通常穏やかな犬が急に攻撃的になる・通常静かな犬がひっきりなしに吠える、など);
  • 食欲の変化 - 食欲がなくなる、あるいは、過度に食ベる;
  • 無気力;
  • 視力、聴覚、嗅覚の喪失;
  • 以前行ったことのある場所で道に迷ったり、見慣れた顔が認識できなくなる;
  • 家の中のあっちこっちで排尿する;
  • 痛みのため、鳴く;
  • ひっかいたり、頭を振ったり、家具などで頭を擦ったりする。

犬の脳腫瘍の原因

明確に識別できる原因はありません。しかし、可能な原因は次の通りです:
  • 遺伝;
  • 頭部の深刻なけがや外傷;
  • 放射線と電磁界にさらされる;
  • 農薬。

犬の脳腫瘍のリスク要因

  • 年齢: 95%の犬の髄膜腫が7歳以上の犬に発生するので、年齢が犬の脳腫瘍のリスク要因であると思われる。
  • 犬種: 他の犬種に比べると、短頭犬(例えば、クサー、ブルドッグ、ボストンテリア、など)が脳腫瘍の最も高い発生率を持っているように見えます。これらの短頭犬種では、グリア細胞腫瘍に特になりやすいようです。

    また、ゴールデンレトリバーの脳の腫瘍の発生率がかなり高いことが見出されました。ゴールデンレトリバーは、髄膜腫に特になりやすいようです。

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犬の脳腫瘍の診断

診断は臨床症状の観察、CTスキャンやMRIスキャン、と生検が含まれます。

さらに、胸部X線や腹部の超音波のような他のテストは、腫瘍が転移しているかどうかを確認するために必要になるかもしれません。

犬の脳腫瘍の治療

従来の治療は手術、放射線治療、化学療法を含みます。
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手術

当然のことながら、すべての脳の腫瘍を外科的に切除できるわけではありません。腫瘍が安全な場所にある部分だけ切除できます。このために2つの検討事項があります。
  1. 腫瘍と脳の表面の近さ。
  2. 腫瘍と脳の重要な部分の近さ。
脳の表面にある腫瘍は手術によって安全に切除される可能性が高くなります。一方、脳内深部の腫瘍に達するために、健康な脳組織の大部分を切る必要があるので、犬の回復が大きな壁になります。

放射線治療

脳内深部にある腫瘍に対して、放射線治療は腫瘍の成長速度を遅くするために使用できます。

放射線治療は、症状を劇的かつ迅速に改善できます。残念なことにただ放射線治療を使うだけでは完全に腫瘍を破壊することはできません。

放射線治療後、犬は寛解状態に入りますが、8-14ヶ月後に腫瘍増殖の再発に苦しむことがあります。

また、放射線によって起るいくつかの副作用があります (例えば、時折吐き気、口内炎、または耳の感染症など)。

化学療法

脳腫瘍の治療に有効である薬剤の選択肢は多くありません。最近では、神経膠腫の治療に効くような薬があります(テモゾロミド)。

他の種類の脳腫瘍については、薬剤の使用は主に腫瘍によって起こる症状の一部を軽減するためだけです。例えば、プレドニゾンのような抗炎症薬が脳腫脹を減らすことができます。フェノバルビタールのような抗けいれん薬が腫瘍によって引き起こる痙攣を抑制できます。

症状を緩和することによって、犬がより楽に過ごせます。しかし、これらの薬は腫瘍自体を破壊できないので、治療は犬に数ヶ月の一時的な緩和を与えることができるでけです。

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