犬のパルボウイルス

パルボウイルス(CPV)は、非常に伝染性であり、このウイルスの免疫を持っていない犬に急速に広げることができる疾患です。

パルボウイルスの現在の株(CPV2)は、1978年に発見され2年以内で世界中に広がってしまいました。

パルボウイルスは犬、オオカミ、きつねに影響を与えることができますが、他の動物に感染することができず、犬から人間に広がることもできません。 しかし、他の動物と人間は犬にウイルスを渡すことができます。

パルボウイルスは、主に子犬や若い犬に影響を与えます。(ただし、老犬も感染することができます。)離乳から6ヶ月までの子犬は最も危険です。子犬が感染すると、 治療しても生存率は50%だけです。一番危険な時期は、感染した最初の5日間です。タイムリーな治療とケアを受け、最初の5日間を乗り越えることができれば、 子犬はおそらく生き残ることができ、また、ウイルスの免疫を持つようになります。子犬が治療できなければ、2-3日間以内に感染のため死んでしまうことがあります。

病気からの回復はパルボウイルス株の病原性、ウイルスの摂取量、犬種によって異なります。

いくつかの犬種は(例:ドーベルマンピンシャー、ジャーマンシェパード、ピットブル、ラブラドール·レトリバーとロットワイラー)パルボに特に影響されやすいです。 さらに、一旦感染して、これらの犬種は他の犬種より速く悪化し、回復率も低いようです。

パルボウイルスはどうやって広がるの?

Miniature Dachshund

パルボウイルスは、感染した犬に介して広がっています。 いくつかのウイルスに感染した成犬は病気にならず、ウイルスのキャリアになります。 それらの犬はウイルスにさらされた2週間の間に大量のウイルスを排出します(主に便や嘔吐物から)。

ウイルスは公園の土を汚染し、他の犬に感染します。また、人、鳥、そしてゴキブリなどの家庭害虫もウイルスを運ぶことができます。

ジステンパーウイルスとは異なり、パルボウイルスは、脂肪に包まれていないので、 とても丈夫で環境から排除するのが難しいです。

犬はパルボウイルスにさらされたら、病気になるかどうかはいくつの要因に依存します:
  • 犬の年齢、健康状態、および犬種。
  • 犬がウイルスワクチン接種の有無。
  • 犬は以前感染したことの有無。
  • 犬にさらされたウイルスの数。

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パルボウイルスによる2つの可能の病気

パルボウイルスによる心筋炎

「心筋」タイプのパルボウイルスはあまり一般的ではありません。

子犬は主に体内に(パルボワクチンを接種されていない母親から)または出産した後最初の2ヶ月以内に感染します。心臓のパルボは、心筋炎(心臓の筋肉の損傷と炎症)が発生します。 心臓のパルボの症状が疎であり、むしろ急速に起こります。症状は、呼吸困難、うっ血性心不全、そして、突然死。

この病気から回復しても多くの子犬は、しばしば心臓の問題が起こり、若いうちに死んでしまいます。

パルボウイルスによる腸炎

腸炎はパルボによるより一般的な病気です。

犬は口から直接接触によりパルボウイルスが移ります。たとえば、汚染された土などを舐めると、ウイルスにさらされることができます。

ウイルスが犬の口から入ると、犬の喉の組織で繁殖し血流に移動します。その後、犬の腸の内層を攻撃し、さらにリンパ節や骨髄も破壊します。

腸の内層が一旦破壊されたら、新しい細胞生成するのに約5日間にかかります。したがって、この5日間の間で犬の腸壁が非常に弱まり、消化できず、また、細菌が腸壁を容易に越えて、 他の部分に移動することがあります。また、腸内が出血し、腸壁に炎症が起こります。

「腸炎」パルボウイルスの症状

4−5日間の平均持続潜伏期間後、犬は以下の急性症状を出します:
  • 嘔吐:パルボウイルスは、腸細胞を攻撃するため、消化管の問題は共通のパルボの症状です。ひとつの問題は、抑え切れず 嘔吐します。犬は胃が空になった後も黄色の胆汁を吐き出します。
  • 下痢: もう一つの典型的な症状は下痢です。糞は非常に悪臭で、 最初は黄色や緑色の粘液を含みます。その後、糞は暗褐色水っぽくなります。それは実際に小腸からの古い血液があるのサインです。
  • 脱水: 子犬が下痢と嘔吐を続けていると、カリウムなどの重要な電解質の多くを失って、非常に素早く 脱水症状を起こします。カリウムは神経伝導の責任があり、 心拍や筋肉の収縮を調節します。低カリウムレベルが犬のシステムへの極端なショックにつながることがあります。 カリウムレベルが低すぎるというだけの理由で心停止で死亡してしまいます。したがって、脱水は致命的で、実際にパルボに感染した犬の死亡の主な原因です。 犬が嘔吐と下痢の症状が出た約48-72時間後、脱水で死亡する可能性があります。
  • 発熱:いくつかの感染した犬は発熱しない一方、他の犬は41°Cまで高熱が出ることがあるかもしれません。
  • 腹痛:下痢に加えて、激しい腹痛があるかもしれません。
  • 他の症状:食欲不振、うつ病、無気力など。

「腸炎」パルボウイルスの治療

イヌパルボウイルスに対する「治療」はありません。ただ症状をコントロールし、犬を暖かくし、可能な限り快適にさせるだけです。非常に多くの場合、入院が必要となります。

パルボウイルス感染した犬に最も重要な治療対策は嘔吐と下痢によって引き起こる脱水防止です。そのため、流体および電解質を経口、皮下、または静脈注射に介して 犬に与えます。 また、輸血が必要になる場合があります。

犬が抑え切れずに嘔吐している場合、嘔吐止めの薬を与えます。

抗生物質は細菌の二次感染を防ぐために使用され、コルチコステロイドまたは非ステロイド性抗炎症薬は、腸の炎症を制御するために使用されます。

回復中の犬のケア

パルボウイルスから回復している間、犬の消化やウイルスによって弱った免疫力を強化するために、以下のサプリメントの利用を勧めます:
  • ビタミンC・E:これらのビタミンは、犬の免疫力を高めるために効果的です。(投与量:ビタミンC: 一日2-3回、10-20mg/kg、 ビタミンE: 一日1回、10-20mg/kg)。
  • エキナセア:エキナシアは免疫力を高め、リンパ系をサポートするために非常に効果的です。
  • プロバイオティクス:プロバイオティクス は犬の腸内の善玉菌を補充するために犬に与えられるべきです。犬が抗生物質によって治療されている場合、このサプリは特に重要です。
  • 消化酵素:激しい嘔吐と下痢が大幅に犬の消化器系を弱めるので、消化酵素 のサプリメントは、食品をより良く消化し、栄養素を吸収するために使えます。

パルボウイルスの予防

おそらく、パルボウイルスに対する最善の予防策は予防接種です。犬は生後8-9週後に、最初の注射を接種させてください。そして、12週と16週の時に、また注射が必要です。 一歳になるとき、ブースター注射も必要になります。

ウイルスを広げないように、散歩中に犬の糞を拾うことが大切です。

感染した犬のボウルやベッドなどを洗う時、消毒するために水と塩素系漂白剤(1:30希釈)を混合して、使用しましょう。

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