犬のクッシング病 (副腎皮質機能亢進症)

副腎は、各腎臓の隣にある2つの比較的小さい腺であり、コルチゾールを生成します。コルチゾールは身体の代謝を調節する(例えば、タンパク質、炭水化物と脂肪の代謝、ミネラルバランス と皮膚の健康、体重の調節など)のに役立つ非常に重要なホルモンです。

副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)と呼ばれるホルモンは、コルチゾールを生成するために副腎を刺激します。ACTHは脳の底部にある小さな豆粒大の腺で、下垂体によって生成されます。

コルチゾールは、ストレスがある時(例えば、病気、他の動物に怯えている等)血流に放出されます。コルチゾールの生産量は、状況に応じて異なります。例えば、ストレスが非常に高い場合 コルチゾールの産生が増えます。ストレスがなくなったら、コルチゾールの量は正常のレベルに戻ります。

なぜコルチゾールはストレスの時放出されるのか?血液中のコルチゾールは、肝臓での血糖の放出をトリガーするためです。血糖は、体がストレスや脅威などがあるとき、その脅威と戦うか、 それとも逃れるかのために、筋肉のエネルギーを提供します。

クッシング病とは、犬の血液中に長期間(数週間、数ヶ月以上)異常に高いコルチゾールレベルが出る病気です。血液中のコルチゾールの過剰量は、犬の代謝に悪影響を及ぼすことが あります。また、多くの内臓機能に悪い影響を与える可能性もあります。

クッシング病は通常老犬に発生します。小型犬(例えばテリア)ほど疾患を発症する可能性が高くなります。

この病気は、アジソン病のまったく反対です。

犬のクッシング病の原因

Lab Pup

下垂体腫瘍

もし犬の下垂体に腫瘍(多く場合は良性) ができたら、クッシング病になる可能性があります。腫瘍のため、下垂体が過剰な量のACTHを生成し、副腎にあまりにも多くの刺激を 与えてしまいます。その結果、コルチゾールが過剰生産します。

副腎の腫瘍

クッシング病のもう一つの原因は、副腎の腫瘍です。腫瘍はコルチゾールの過剰生成を引き起こします。

大半の犬のクッシング病(約85%)の症例の原因は、下垂体腫瘍です。

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犬のクッシング病の症状

犬のクッシング病の一般的な症状は次のとおりです: 弱い筋肉、無気力、失禁など、正常な老化の過程に現れる症状と非常に似ているとは思いませんか? なので、クッシング病の早期診断は困難です。したがって、愛犬が老犬であれば、 常に愛犬の外観と行動の変化を慎重に観察することをお勧めします。

さらに、クッシング病にかかっている多くの犬は、「肝機能障害」と誤診断される場合があります。クッシング病の犬は、肝酵素(ALTおよびALP)のレベルが高いのです。 肝臓は体内の過剰なコルチゾールを処理するために、懸命に働いていて肝酵素のレベルが高いのです。 もし血液検査でALTとALPのレベルが高い、また、 愛犬に上記の症状のいくつかが見られる場合実際にクッシング病を患っている可能性があります。

クッシング病が適時に治療されていない場合は、以下のような深刻な病気になる可能性があります:

犬のクッシング病の治療

副腎腫瘍誘発性クッシング病は、手術で腫瘍を切除することによって治療することができます。

下垂体腫瘍誘発性クッシング病は、薬物療法しかありません。下垂体は脳が近接しすぎて手術で下垂体腫瘍を切除するのは非常に危険で、治癒することはできません。

クッシング病のための自然療法

  • ハーブ: ハーブは犬のクッシング病を治すことはできませんが、臓器の機能をサポートするために役に立ちます。たとえば、タンポポ、ゴボウ、ネトルとは、 働きすぎる肝臓、腎臓、と消化器系を強化するのに有効です。これらのハーブの豊富なビタミンやミネラル(特にカリウム、マグネシウム)も、増加した排尿の結果として体内に失われて いたビタミンやミネラルを補充するることができます。(この混合ハーブヘパフィトはミルクシスル、リコリス根、タンポポ、ネトル、 バードック根などから作ったブレンドで、肝臓、腎臓など器官に有益です。お試しください。)

    また、レンゲやシベリア人参などの免疫強壮ハーブは、免疫力を強化するのにすごくいいです。
  • 食事: クッシング病の犬には高タンパク食べものを与えなければなりません。タンパク質は筋萎縮を防ぐことができます。高品質タンパク質はまた、 皮膚と免疫力に適しています。さらに、クッシング病の犬は高脂血症(高コレステロール、トリグリセリド)と膵炎を発症する傾向があるので、食事の脂肪の量を適度に減らすことが必要 です。

    最後に、クッシング病の犬はシュウ酸カルシウムの膀胱結石を形成する可能性があります。したがって、あまりにも多くのカルシウムとビタミンCを与えないようにしてください。 また、結石の形成を回避するため水分を十分に取るようにしてください。

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